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週刊ラジオトーク
2014.04.02

エスコルチア

今回は、ポピーの仲間で、ケシ科の「エスコルチア」をご紹介します。「カリフォルニアポピー」という別名をもつ、アメリカ、カリフォルニア州の、州の花で、日本では、「花菱草(はなびしそう)」とも呼ばれています。

 

春に開花し、夏前まで咲いてくれます。本来は多年草ですが、日本の夏の高温多湿に弱く、一年草扱いをされますが、こぼれ種で増えて、毎年楽しめることもよくあります。草丈は20~60㎝くらいで、花の大きさは4~6㎝ほど、花の色は、赤、ピンク、白、黄色、濃いオレンジと様々です。最近は、淡いクリーム色の「ミルクメイド」など、八重咲き品種が人気です。

 

草丈が低く、4㎝ほどの一重の黄色い花「ミニチュアサンデュ」は、次々と咲くので、花壇や寄せ植えにとても重宝します。

 

葉の色艶がよく、蕾がたくさんついているものを選びましょう。根が弱く、移植を嫌う植物なので、購入後はできるだけ早く植え付けて下さい。古くなって酸性に傾いてしまった土を嫌いますから、「花ちゃん培養土」など、草花用の新しい土を用意しましょう。鉢植えなら、底にゴロ石の「鉢底石」を入れて、水はけを良くします。根は崩さず、優しく扱います。

 

土が湿った状態が続くと弱ってしまいます。土の表面がしっかり乾くのを待って、水やりをしましょう。

 

栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」なら、肥料は要りません。肥料を与えすぎると、本来の優しい雰囲気が無くなり、大きく育ってしまいます。

 

こまめに花がら摘みをすると次々と咲きますが、こぼれ種を期待する時は、全部摘んでしまわない方がいいですね。ワイルドフラワーとして利用されることもあり、優しい雰囲気の寄せ植えにピッタリです。新しい土を使うことと、水のやり過ぎに注意すれば、初心者でも手軽に育てられるのでおススメです。

 

次回は、繊細な小花を咲かせるせり科の植物『アストランティア』をご紹介します。


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