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ホーム花ごころメディア週刊ラジオトークアーカイブ2014年冬場のバラのお世話①
週刊ラジオトーク
2014.01.29

冬場のバラのお世話①

今週は、冬場にしておきたい「バラのお世話」のその1。「土づくり」についてお伝えします。バラは生きていくために必要な水分と養分のほとんどを根から吸収しますから、根がイキイキと元気に育てば、地上に出ている部もグングン生長し、たくさんの花をつけることが出来ます。この1月~2月中旬頃までは、一年で唯一根が休まる時です。この時に、根を包んでいる土をリフレッシュさせましょう。

 

地植えの場合は、株元から30㎝ほど離れた所に、深さ30㎝ほどの穴を3~4か所穴を掘り、その穴に、たい肥を入れます。栄養たっぷりの「特選有機バラの堆肥」がおススメです。5Lほどを分けて入れ、土に埋めます。この堆肥を土に混ぜることで、土に栄養分が増すだけでなく、微生物も増えて活発に動きだすので、根が生長しやすいフカフカの土に蘇ります。2~3年に1回を目安に行ってください。

 

鉢植えの場合は、土をごっそり入れ替える、植え替えを行います。土の量が限られている鉢土は、地植えの土よりも古くなりやすいですし、1年で栄養も偏ってしまいます。また、鉢の中いっぱいに根が生長し、根詰まりしてしまうと、水分や養分を吸収しにくいので、春からの生長が鈍くなってしまいます。適度に水分や栄養分を保つ力があり、フカフカが持続する専用の土「特選有機バラの土」などで植え替えます。鉢から出して、かたまりになっている根と土を下の方から3分の1~半分くらい崩し、新しい土に植え付けます。鉢底には必ず「鉢底石」を敷き詰めて、水はけをよくしましょう。根を食べる幼虫などは、土の中で越冬するので、見つけ次第除去します。鉢の植え替えは、毎年行う方がよいのですが、鉢植えのバラをたくさん育てていたりして、なかなか毎年すべてを土替えすることができない方は、半分ずつ1年おきに替えるようにしてもいいですよ。それも難しい時は、土の上に「特選有機バラの堆肥」でマルチングをし、棒で古い土に穴をあけておくだけでも効果がありますよ。

 

また、この寒い時期の大切な作業に、「剪定」があります。植え替えと剪定を一緒に行ってもいいのですが、今ついている葉を全て取って、丸坊主にしておくと、バラは深い眠りに入ります。休眠すると、1~2週間ほどで枝が赤みをおびてきて、枝の健康状態が解るようになり、剪定の目安になりますので、「剪定」については、また、来週ご紹介します。

 

次回は、冬の間にしておきたい『バラのお世話』のご紹介です。


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