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週刊ラジオトーク
2014.01.15

イオノプシディウム

今週は、「イオノプシディウム」という、一度聞いただけでは覚えられそうにない名前の、可憐な花のご紹介です。ポルトガル原産の一年草で、「イオノプシディウム・アカウレ」という学名から「イオノプシディウム」と呼ばれていますが、他にも「バイオレット・クレス」「ダイヤモンド・フラワー」という別名もあります。

 

花の形は十字型で、淡い青紫色から白色の1㎝ほどの小さな花を株一面に咲かせます。今ちょうど開花した苗が売られていて、6月まで咲き続けます。こぼれ種で勝手に増えるので、来年の秋には芽が出て11月頃から、再び花を楽しむことができます。草丈は5~10㎝で、マット状に広がっていきます。庭に植えれば、年々増えていきますよ。

 

花付きの苗を購入する時は、黄色くなった葉がついていない、株を選びましょう。日光が大好きなので、日当たりの良い場所で育てます。鉢で育てる場合は、土の過湿を嫌うので、必ず「鉢底石」を入れて、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」に植え付けましょう。

 

乾燥には強いですから、水のやり過ぎに気をつけて下さい。土の過湿が続くと傷んでしまうので、土の表面がしっかり乾くのを待ってから、与えるようにしましょう。肥料は特に必要ありませんが、花付きは悪くなったと感じるようになったら、液体の「有機プラス100倍液肥」を与えると効果的です。地植えにすれば、こぼれ種で勝手に増えますが、鉢植えなら、5月末、花の時期が終わる頃に種をかき集めておいて、秋9月に再び土にまけばOKです。

 

小花がとっても可愛らしく、ほのかな香りも楽しめます。株が増えて一面に咲く姿は見ごたえがあります。寄せ植はもちろんですが、庭や花壇のちょっとしたスペースに植えれば、他の草花を引き立てる名脇役となってくれるので、重宝しますよ。

 

次回は、鮮やかな色の花を咲かせる『アネモネ』をご紹介します。


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