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週刊ラジオトーク
2014.01.01

盆栽

今回は、若い人たちや、海外でも人気の「盆栽」です。盆栽は、本来大きな木を小さく仕立て、身近において日々鑑賞できるようにしたものです。小さく仕立てる技術は独特で難しいですが、仕立てられたものを選べば、花鉢を身近において楽しむのと同じなので、コツさえ解れば、誰でも楽しめます。まずは一鉢、好みの盆栽を選んで楽しむことから始めるのがおススメです。

 

クリスマス以降は、お正月用の松のミニ盆栽や、梅などを寄せ植えにした松竹梅などが店頭に並んでいましたが、年が明けると、梅や椿など、花が楽しめるものも多くなります。選ぶ時は、枝の形やバランス、幹の色や古さ、葉の茂り具合などを観察しますが、初めての時は、ぱっと見て気に入ったものにしてみましょう。

 

日当たりの良い戸外で育てますが、冬に花を楽しむものは、寒風が避けられる場所のほうが安心です。雪の日は軒下や玄関先へ移動させましょう。室内で楽しみたいところですが、長い間室内に置くと弱ってしまいます。特に松などは、日光が大好きなので、弱りやすいです。お正月飾り用も、お正月を過ぎたら、早めに外の日光にしっかり当てましょう。

 

水やりは、土の表面が乾いたら、たっぷりです。冬でも、ほぼ毎日。真夏は1日2回、ミニ盆栽だと3回必要になってきます。水やりをうっかり忘れて失敗することが多いので注意しましょう。

 

肥料は春と秋の年2回、固型の油かす『花ごころ』などを土の上に置くのがおススメです。

 

松竹梅の寄せ植えになっているものは、寄せ植えのままでは、しっかり生長できないので、梅の開花が終わったら、1鉢づつに分けて育てます。
鉢から取り出して、割りばしなどで根の周りの土を軽く落とします。底穴を鉢底ネットでふさいで、ネットが隠れるくらいに小粒の赤玉土を入れます。そして、極小粒の「赤玉土」と、排水性や通気性が高い「桐生砂(きりゅうずな)」を8:2の割合で混ぜた土で植え付けます。一年育てれば、また来年、お正月の寄せ植えを楽しむこともできますよ。

 

次回は、葉を楽しむ南天『西洋イワナンテン』をご紹介します。


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