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週刊ラジオトーク
2013.10.16

ザクロ

 

今回は、種が多いことから、「子宝の樹」ともいわれている「ザクロ」のご紹介です。秋は、庭に植えられた「ザクロ」の大きな実が割れて、中から赤い種が覗いている姿を見かけます。実が色づき、割れる直前か、割れかかった時が、収穫時期です。最近は、「ザクロ」に、女性ホルモンに似た成分が含まれていると言われて注目されています。ジュースにするとおいしい品種も多いので、是非育ててみて下さい。

 

「ワンダフル」という品種は、濃い赤色が美しく、果汁が多いのでシロップやジュースに向いています。白っぽい実をつける「水晶ザクロ」は、甘くて美味しい品種です。種ごと食べられる「アークデニス」や「スィートハニー」も人気です。

 

この時期は、園芸店に実付きのポット苗が並んでいると思います。小さい苗は収穫までに3年以上かかると言われているので、早く収穫したい人は実付き苗がおススメです。葉の色艶がいい、元気な株を選びましょう。

 

植え付けの時期は、10月がベストなので、苗を購入したら直ぐ、鉢に植えつけます。直径24㎝の8号鉢かそれ以上の鉢で育てれば、実を付けてくれます。地植えもできますが、枝や葉の生長が優先され、実付き苗を植えたとしても、数年はまた実がつかなくなってしまうこともあります。鉢植えなら、根の生長を制限できるので、樹の充実が早まり、実を付けてくれます。また、6月に花が咲きますが、雨の時期になるので、軒下などに移動できる鉢植えが安心です。根腐れを起こしやすいので、底にゴロ石の「鉢底石」を入れ、水はけをよくします。そして、栄養たっぷりの培養土「果樹・柑橘の土」で、根は崩さずに、そのまま植え付けましょう。一年中、日当たりの良い戸外で管理します。

 

これから寒くなると、葉を落としますが、春には新芽がでてきます。新芽が出る直前の3月に、有機質主体の「果樹・花木の肥料」を与えて、力をつけておきましょう。

 

次回は、甘い香りの『チョコレートコスモス』です。


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