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週刊ラジオトーク
2013.09.11

リンドウ

今回は、秋を代表する花「リンドウ」です。と言っても、秋だけではなく、春に咲く品種もあります。また、和のイメージが強い「リンドウ」ですが、日本に自生しているのは13種ほどで、世界には約400種もあり、海外でも親しまれています。

 

 花色は紫、ピンク、白色があります。紫も、濃い紫から、薄紫、青やピンク色に近い紫もあります。最近は、白地に紫の筋が入る2色咲きの「心美白寿(ここみはくじゅ)」なども人気です。

 

花の形は、ラッパ状に開きベルのような形になるものと、先端だけが少し開くふっくらとした形のものがあります。草丈は、10~20㎝のコンパクトなタイプから、40㎝ほどになる品種もあります。

 

今、お店には花が咲いている「リンドウ」が並んでいますが、晴れた日に株を選ぶのがおススメです。「リンドウ」の花は、曇りや雨、日陰や室内など日光が当たらないと蕾が開きません。ですから、晴天の日に、閉じたままの花を多くつけている株は、長く楽しめないのです。下の方の葉が黄色くなっていない、葉の色艶が良いものを選びましょう。

 

ビニールポットの苗を購入した場合は、すぐに植え替えます。リンドウは酸性の土壌を好むので、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」に、酸性の強い「ピートモス」を3割ほど混ぜた土がいいです。水はけが良いことも大切なので、鉢底には必ず「鉢底石」を入れましょう。日光を好むので、日当たりの良い場所で育てます。水やりは、土の表面が乾いてきたら、たっぷりです。必ず株元の土にかけて、葉や花には水をかけないようにしましょう。特に、花の中に水が入ると、花が直ぐ傷んでしまい、病気も発生しやすくなります。

 
咲き終わって茶色くなった花はこまめに摘み取ることも花を長く楽しむために大切です。冬には地上部が枯れますが、株元には新芽が出来ています。この新芽を寒さにしっかりと当てて、水やりも忘れずに行うことが、来年も花をたくさん楽しむためのポイントです。

 

次回は、ダイヤモンドリリーという別名をもつ『ネリネ』です。


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