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週刊ラジオトーク
2013.05.15

カボチャ

今回は、「カボチャ」の育て方をご紹介しましょう。「カボチャ」は種類が豊富ですが、日本で栽培されているのは、甘くてホクホクした食感の「西洋カボチャ」、ねっとりした肉質の「日本カボチャ」、そして、ズッキーニなどの変わった形や、ツルが伸びないタイプで、ハロウィンで使う観賞用のカボチャもある「ペポカボチャ」の3種類です。家庭菜園なら、スーパーではあまり見られない品種のカボチャも育てられますよ。

 

最近は、プランターでも栽培できる、手のひらサイズの「ミニカボチャ」が人気です。ツルを地面に這わすだけでなく、支柱を立てて、立体的に朝顔のような行燈仕立てにしたり、緑のカーテンに仕立てて楽しむこともできます。特に、「西洋カボチャ」の「ミニカボチャ」なら、ツルの剪定などの必要もなく、放っておいてもよく実をつけてくれるのでお勧めです。ミニサイズでも、実がたくさん成ると、かなりの重さになるので、太い支柱とネットは、しっかり立てるようにして下さい。

 

今頃の時期は、お店に苗が並ぶと思います。本葉が4~5枚ついた、葉の色艶の良い、ガッシリした苗を選びましょう。

 

プランター栽培なら、野菜用の幅65㎝はある深くて大きなプランターに1株を目安に植え付けます。底には必ずゴロ石「鉢底石」を入れて、土は有機質たっぷりの「花ちゃん野菜の培養土」がお勧めです。やせ地でも育つ強い植物ですが、菜園などに植え付ける場合は、堆肥などを混ぜて、根が張れるようにしっかりと耕しておきましょう。水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりです。他の野菜と違って、肥料はあまり必要ありません。実がなかなか大きくならないと感じた時だけ、「有機化成肥料」を与えて下さい。

 

花が咲き始めたら、人工授粉が確実に実をならせる方法です。朝のうちに、花粉が出ている雄花を摘み取って、花びらを取り除き、雄しべの花粉を雌花の中にある雌しべにつけます。ミニサイズの「西洋カボチャ」なら、受粉から40日くらいで、収穫できるようになりますよ。

 

次回は、秋まで花が楽しめる『ガザニア』をご紹介します。


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