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週刊ラジオトーク
2013.04.03

エビネ

今回は、初心者でも楽しめる東洋ラン「エビネ」です。

 

最近は、この「エビネ」のエキスに育毛効果があるということで、知られるようにもなりました。

 

一般に、蘭は室内で温度管理に気を付けて大事に育てるお花…というイメージがありますが、「エビネ」はもともと、日本の各地に自生していた原種や、それを
もとに交配された交配種ですから、丈夫で、育てやすく、地植えでも楽しめます。

 

花色は、白、黄色、オレンジ、ピンク、赤、赤紫、緑、茶色と豊富でカラフルです。
木漏れ日がさすような環境を好むので、日陰の庭を明るく演出するのによく使われます。

原種の「ニオイエビネ」には強い香りがあり、それをもとに品種改良された「コオズ」などは香りが楽しめます。

 

エビネには、開花時期が4~5月の春咲き種と、7~8月の夏咲き種の2種類ありますが、おススメは、栽培が簡単な春咲き種です。

ちょうど今頃、花の咲いた苗が並んでいると思いますので、好みの花色や形を見つけて、葉が元気なものを選んで下さい。

 

プラスチックの鉢であれば、そのまま花が楽しめます。

ビニールポットに入っている場合は、一回り大きな鉢に「山野草の土」を使って根鉢を崩さないように優しく植え替えましょう。

地植えにする場合は、木漏れ日がさす程度の明るい日陰が最適です。

庭土に腐葉土を混ぜて、ふかふかの土にしておきましょう。「ニオイエビネ」など香りがする品種は、寒さに若干弱いので、寒風の当たらない場所がなければ、鉢植えにするほうが安心です。

日差しが強い場所では、葉が黄色くなり、いつのまにか枯れてしまうということもあるので、注意してください。

水やりは土の表面が乾いたら、たっぷりです。

 

毎年花を咲かせるために、花後にお礼肥を与えると効果的です。ゆっくり効く肥料「IBのチカラ」を土の上に置きましょう。

2~3種類合わせた寄せ植えや、サクラソウと合せたり、カラーリーフを添えるのもステキですよ。

 

次回は、一年中楽しめる『リーフレタス』をご紹介します。


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