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週刊ラジオトーク
2018.08.25

ホーム玉ねぎ

今回は、家庭菜園が初心者の方にも最適な「ホーム玉ねぎ」のご紹介です。

 

「ホーム玉ねぎ」とは、玉ねぎの赤ちゃんのことなんです。この時期になると、お店では、「ホーム玉ねぎ」とか、「オニオンセット」という名前で、チューリップの球根のようにネットに入った、小さな玉ねぎが出回ります。

 

通常、玉ねぎは、種から育てて、苗を作るのに2カ月くらいかかり、秋に苗を植え付けて、5~6月に収穫します。トータルで収穫までに10ヵ月ほどかかる野菜なのですが、「ホーム玉ねぎ」は、玉ねぎの赤ちゃんの状態まで農家で育てられたものなので、8月末に土に埋めれば、年末に収穫でき、栽培期間が短いので初心者でも育てやすいんです。

 

辛みが少ないので、サラダやオニオンスライスなどにピッタリです。野菜用の深さのあるプランターを用意して、底にゴロ石の「鉢底石」を入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」を入れ、頭が土から少し見える深さに埋めて下さい。株間は10㎝間隔で。詰めすぎると、十分大きくなれません。

 

埋めたあとは、たっぷりと水を与えましょう。水やりは朝夕の比較的暑さが和らぐ時間帯に、土の表面が乾いたらたっぷりと与え、水不足にならないように注意して下さい。日当たりの良い場所を好みますが、猛暑になるような日は、木陰などに移して、直射日光を遮るようにしましょう。芽が出て、葉が茂ってきたら、9月下旬に一度だけ有機質を含む「ねぎ・たまねぎの肥料」などを与えると効果的です。

 

11月中旬頃から、葉が倒れ始めます。葉が土につくように完全に倒れてから1週間経ったら、収穫時です。もし、葉が倒れなかった場合、玉ねぎがうまく肥大しなかったことになります。そんな時は、そのまま冬まで育てれば、葉が甘く柔らかくなるので、すき焼きなどの鍋料理にも使えますよ。

 

来週は、お料理にも重宝なハーブ「タイム」をご紹介します。


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