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週刊ラジオトーク
2017.12.02

ポインセチア

今回は、赤と緑のコントラストがクリスマスにピッタリな「ポインセチア」です。

 

実は、綺麗に赤く色づく部分は、花びらではなく、苞(ほう)と呼ばれる葉の一種で、赤色のほかに、ピンク、白、黄色もあるんです。そして、苞の中心の粒のような部分が蕾。花は開いても細かくて、ほとんど目立たないんですよ。

 

では、最近の人気品種をいくつかご紹介しましょう。やはり一番人気は赤色ですが、ヒイラギを思わせるギザギザの葉の「イチバン」という品種は、クリスマスムードいっぱいです。鮮やかな黄色の「ゴールド」は、通常のポインセチアよりも長持ちするので、ハロウィンの頃から楽しめます。淡いピーチ色からピンク色へと変化する「ビジョン・オブ・グランデール」は、優しい雰囲気が魅力的です。「プリンセチア・クリスタル・スノー」は雪景色のように真っ白です。最近は、色も形も様々ですから、お気に入りを探してみて下さいね。

 

お店で鉢を選ぶ時は、下の方の葉が黄色くなっていない、葉の色艶の良いもので、中央の蕾が開いていないがものが長く楽しめます。「ポインセチア」は、冷たい風があたると葉先が黒くなって、弱ってしまうので、必ず室内で育てましょう。

 

日光が大好きなので、日中は室内でも日当たりの良い場所に置き、夜間は窓から離して冷気を避け、暖房機器の風が直接当たるような場所も避けて下さい。

 

一番大切なのが、水やりです。「ポインセチア」は乾燥を好み、根がデリケートなので、土が湿った状態が続くと、すぐに弱ってしまいます。水やりの間隔をあけ、土の表面がカラカラに乾くのを待ってからたっぷりと与えましょう。一鉢あるだけで、一気にお部屋がクリスマスムードになりますよ。

 

来週は、寄せ植えの名わき役「イベリス」をご紹介します。


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