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週刊ラジオトーク
2017.09.13

リンドウ

今回は、秋の雰囲気たっぷりの花「リンドウ」です。日本の気候に合い、太平洋側の地域なら、毎年楽しむことができるので、昔から秋の風物詩として親しまれています。

 

7月下旬から開花する品種もありますが、主に、9~11月に、藍色や紫、ピンクや白などの花を咲かせます。ラッパ状に花開くものから、蕾がふっくらとして先端が少しだけ開くものがあります。草丈は10~40㎝ほどなので、寄せ植えにも最適です。

 

人気の品種をご紹介しますと、濃い青紫色が美しい「いわて乙女」は、清楚な印象で人目を惹きます。白花にうっすらと緑色が入る「エメラルディ」。ピンク色の花がたくさんついて長期間楽しめる「ももずきんちゃん」。白花に青色の筋が入る「心美白寿(ここみはくじゅ)」は、敬老の日のプレゼントとしても人気がありますよ。

 

お店で苗を選ぶ時は、晴れた日にしましょう。なぜなら、「リンドウ」は、日光に当たると蕾が開く性質があるので、晴天でも花が閉じているものは、元気がなかったり、長く楽しめない証拠です。蕾がついていても、一つも咲いていない物は避けましょう。葉の色艶や、下のほうの葉が黄色くなっていないかどうかもチェックして下さい。

 

購入したら、直ぐに植え付けます。ビニールポットのままでは、長く楽しめなくなってしまいます。

 

地植えにするなら、必ず日当たりの良い場所で。鉢植えなら、底にゴロ石の「鉢底石」を必ず入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。根は崩さないように、優しく扱って下さい。

 

乾燥には、とても弱いので、水やりはしっかり行いましょう。ただ、花に水がかかると、直ぐに茶色く傷んでしまいます。水やりは土にかけるようにして、花にかけないように注意しましょう。咲き終わった花は、こまめに取り除いておいて下さいね。「リンドウ」は、1株あるだけで、秋らしさを演出できますよ。

 

来週は、ハーブとしても人気の「ゼラニウム」をご紹介します。


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