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週刊ラジオトーク
2017.08.30

エキナセア

今回は、夏の暑さにも負けず、次々と花を咲かせるキク科の宿根草「エキナセア」です。

 

花の中心部が、栗のイガのように盛り上がり、その周りに細い花びらが放射状に広がります。花びらより、中心部分より目立つユニークな形の物も多いので、切り花やドライフラワーとしても人気があります。

 

花色は、赤、ピンク、オレンジ、黄色、白、それに、緑色もあります。草丈は30㎝から、1mになるものまでありますが、株自体は、直径30~40㎝ほどしか広がらないので、狭いお庭でも楽しめます。

 

開花期が6月~9月、長いものは、10月まで咲き続けます。それなら、もっと早く植えたかった…と思われるかもしれませんが、今植え付けておくと、来年はしっかり生長して、よりたくさんの花を咲かせてくれるので、この時期の植え付けは、お勧めなんです。

 

白い大輪花の「フレグラント・エンジェル」は、草丈が1m近くなり存在感抜群です。濃いピンク色で八重咲の「シークレット・アフェアー」は、中心部が目立ち、花びらが反り返るように咲く姿が10月まで楽しめます。全体的にさわやかな緑色の「グリーン・エンジェル」は、コンパクトで他の花とも合わせやすいと人気です。

 

お店で苗を選ぶ時は、下のほうの葉が黄色くなっていない、葉の色艶の良いものを選びましょう。日当たりと水はけのよい場所を好みます。鉢植えにする時は、鉢底にゴロ石の「鉢底石」を必ず入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けて、たっぷりと水を与えましょう。その後は、地植えなら雨水だけで育つほど強いので、水のやり過ぎに注意して下さい。鉢植えは土の表面がしっかりと乾くのを待ってから与えましょう。

 

「エキナセア」は、生命力の強い植物なので、栄養たっぷりの土に植え付ければ、肥料は特に必要ありません。咲き終わった花は、株元から切り取ると次の花が咲きやすくなります。冬に地上部が枯れてきたら、全体を切り戻しておくと、春に元気な新芽が出てきます。丈夫で育てやすいので初心者にもおススメですよ。

 

来週は、9月が植え時の野菜「ブロッコリー」をご紹介します。


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