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週刊ラジオトーク
2017.08.23

アスパラ菜

今回ご紹介するのは、日本生まれの新しい野菜「アスパラ菜」です。食べた時の歯ごたえと、甘い風味がアスパラに似ていることから「アスパラ菜」という名前がつきましたが、アスパラの仲間ではありません。アブラナ科の野菜で、見た目は菜花にそっくり。菜花と同じように花芽を食べる野菜です。でも、菜花のような苦みやクセはなく、ほんのり甘いアスパラ風味なので、お浸しや炒め物、スープやパスタ、いろんな料理に使えます。

 

今がちょうど種まきの時期ですから、お店で種を見つけたら、種袋の裏のまき方をしっかりチェックしてください。

 

プランターを用意して、底にゴロ石の「鉢底石」を入れてから、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」を入れます。平らにした土に、割りばしを寝かして押し込み、5ミリほどの溝を作って、種を1㎝間隔くらいにまいていきます。溝をなくすように種の上に土をかぶせて、水をたっぷり与えます。発芽するまでは、土が乾かないようにこまめに水やりをしましょう。この時期は、土の表面が乾きやすいので、乾燥予防に新聞紙を1枚かぶせておくといいですよ。

 

発芽したら、新聞紙をとって、日光にしっかり当てましょう。水やりも土の表面が乾いてきたら、たっぷりです。双葉が開いて、本葉が2~3枚になったら、間引きを始めます。株と株の間を空けて、日光をしっかり行き届かせましょう。葉が重なって密になっているところから、葉の色艶がよくてがっしりした苗を残すように、余分な苗を順々に抜いて下さい。

 

本葉が7~8枚になったら、株と株の間が30㎝になるようにします。間引いた苗も、お料理に使って下さいね。

 

本葉7~8枚の頃から、「有機プラス100倍液肥」などの液体肥料を定期的に与えると効果的です。花が1~2輪開花したところで、葉を4~5枚残すように20㎝くらいの所で切り取ります。脇からまた花芽が伸び出すので、また、切り取って収穫していくと、次々と花芽が上がってきて、1株から20本ほど収穫できますよ。間引きをするだけで難しい所は何もないので、家庭菜園初心者の方も新種の野菜「アスパラ菜」を育ててみてはいかがですか?

 

来週は、熱い時期も元気に咲き続ける「エキナセア」をご紹介します。


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