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週刊ラジオトーク
2017.05.10

ミニバラ

今回は、「ミニバラ」です。バラを育てるのは難しそう…。バラを育てるスペースが無い…という方も「ミニバラ」ならチャレンジしやすいので、母の日のプレゼントとしても人気があります。

 

「ミニバラ」とは、ミニチュア・ローズに分類されるバラのことです。高さが20~40センチほどにおさまり、3~5センチの小さな花をつけるバラですが、近年は改良が進み、やや大きめの5~8センチの花をつけるバラも「ミニバラ」として流通しています。

 

デルバール社のプティ・カドゥシリーズなら、見た目の可愛さだけでなく、乙女心をくすぐるようなネーミングも人気です。たとえば、かくれんぼの意味を持つ「カシュ・カシュ」は、花びらが丸く集まって咲き、オレンジ色の花が黄色に変化していきます。「りんごのタルト」という意味の「タルト・ポム」は、濃い赤と淡いピンクの絞りの花が美しい品種です。半八重咲きでピンクと白色の絞りの花びらが美しい「リリ・ローズ」なら、和の雰囲気もあります。

 

選ぶ時は、下のほうの葉が黄色くなっていない、葉の色艶が良いものを選びましょう。日当たりと風通しの良い場所を好みますので、室内で楽しみたい時も、できるだけ日当たりの良い場所に置くほうがよいですよ。本来は戸外のほうが良く育ちますが、「ミニバラ」は温室で育っているので、いきなり直射日光に当てず、窓際に置き、半日だけ戸外に出すようにして、徐々に日光にならしていきましょう。

 

「ミニバラ」は水のやり方次第で、花もちが変わってきます。土の表面が乾いたら、底から流れ出るまでたっぷり与えましょう。乾燥させてしまうと直ぐに花が枯れてしまいます。また、常に土全体が湿った状態だと、根が腐って、枝葉が枯れます。土の湿り具合をしっかりチェックして下さいね。

 

咲き終わった花をこまめに切り取ることで、次々と咲いてくれます。ほとんどの花が咲き終わったら、枝を半分ほどに切り戻して、一回り大きな鉢に植え替えます。植え替えて鉢を大きくすれば、新しい枝が伸びて、また蕾をつけるようになります。四季咲き性の「ミニバラ」なら、一年の間に繰り返し開花しますよ。

 

来週は、緑色の風船のような実をつける「フウセンカズラ」をご紹介します。


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