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週刊ラジオトーク
2017.04.19

シソ

今回は、「シソ」の育て方です。青ジソは、「大葉」とも呼ばれ、刺身のつまや薬味に重宝しますし、赤ジソは、梅干しやシバ漬けの色付けに使われます。家庭で育てれば、葉だけでなく、芽は「芽ジソ」として、花穂(はなほ)は「穂ジソ」、また、果実は「実ジソ」として利用できますから、育てている間中、収穫を楽しめますよ。

 

初心者は、苗から育てる方が安心ですが、ちょうど今が種蒔きの適期です。種から育てて「芽ジソ」も楽しんでみてはいかがでしょう?種から育てる場合は、プランターの底に、必ずごろ石の「鉢底石」を敷いて、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」を入れ、土の表面を平らにならし、水をたっぷりかけて土全体をしめらせておきましょう。

 

種は、5粒くらいを1か所に蒔き、20㎝ほど話して、また5粒ほど蒔きます。シソの種は、光を感じて発芽する種ですから、土の中に埋めるのではなく、土の上に置くようにまいて、種が見え隠れする程度に薄っすらと土をかぶせるだけにして下さい。土が乾かないように水やりをしていれば、10日ほどで発芽します。発芽して、双葉が開き、本葉が出てきたら、間引(まび)きをします。5本のうち、元気な1本だけを残すように、弱々しいものや葉の大きさが不揃いなものから抜き取ります。この抜き取った芽が、芽ジソです。そのまま薬味や刺身のツマに使えますよ。

 

お店で売られている苗は、本葉5~6枚の頃のものです。苗から育てる場合は、葉の色つやが良いものを選んで下さい。根を崩さないように優しく植え付けます。土が乾かないように、水やりをしっかり行いましょう。乾燥を嫌うので、土表面にワラなどでマルチングをするといいですよ。また、1週間に1回くらいのペースで液体の「有機プラス100倍液肥」などを与えるのも効果的です。肥料不足では、葉色が薄く小さくしか生長しません。

 

50㎝ほどに生長したら収穫です。下のほうの葉から摘み取っていけば脇芽も出てきて、葉がよく茂るようになります。9月に入ると、花穂がでてきますが、葉だけを楽しみたいなら、花ができると、葉が固くなるので、摘み取ります。実ジソを楽しむなら、花穂は全部摘み取らずに残しましょう。10月頃に実ジソを収穫したら、栽培終了です。自分で育てれば、芽から実までいろいろ楽しめそうですね。

 

来週は、不動の人気の「ペチュニア」をご紹介します。


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