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週刊ラジオトーク
2016.11.16

チューリップ

今回ご紹介するのは、今が植えつけ時の「チューリップ」です。「チューリップ」の花色は、歌にあるように、赤、白、黄色…が思い浮かぶと思いますが、今や、ピンクや紫、黒っぽい色や、2色が混じったものまで様々です。花の形も、花びらの先が尖ったようなユリ咲きから、バラのように花びらが幾重にも重なる八重(やえ)咲き、花びらの先がギザギザのフリンジ咲きや、星のように開くものまでありますので、お気に入りを見つけて育ててみてはいかがですか?

 

中でも注目を浴びている、個性的なものをご紹介しましょう。「アイスクリーム」という品種は、花びらの下の部分が濃いピンク色に緑色の筋が入ったカップのような形で、その上に白い花びらがふんわりと何枚も重なる、八重咲きチューリップです。「ミステリアスパイロット」は、紫色の波打つような花びらの先に切れ込みが入り、菖蒲のような姿にも見えます。スズランをひっくり返したような形の「ティアラチューリップ」。他にも、20㎝ほどにしかならないコンパクトな品種も人気です。

 

お店には、今、チューリップの球根がたくさん並んでいます。球根を選ぶ時は、カビが生えていたり、傷があるもの、斑点(はんてん)が出ているものや、根が出ているものは、避けましょう。

 

美しい花を咲かせるにはポイントがいくつかあります。まずは、できるだけ11月中に植え付けて、寒さに当てることです。本格的な冬が来る前に、土にしっかり根をはらせましょう。地植えにする時は、球根の上に、球根2つ分の土がかぶるように深く埋めます。

 

鉢植えも、できるだけ深く埋めますが、根がしっかり伸びるスペースを確保する必要があるので、深さのある鉢を用意しましょう。底にはゴロ石の「鉢底石」を入れて水はけをよくし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けます。植え付け後はたっぷりと水を与えて、日当たりの良い場所へ置きます。

 

水やりは土の表面が乾いたら、たっぷり与えます。開花に必要な養分は、球根の中にあるので、栄養たっぷりの土に植え付ければ、後は、春を待つだけです。「チューリップ」は、初心者でも簡単に育てられ、見応えのある花が楽しめますよ。

 

来週は、この時期、桜に似たピンクの花を咲かせる「ルクリア」です。

 


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