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週刊ラジオトーク
2016.10.26

バラ

今回、ご紹介するのは、花の王様、「バラ」です。今はちょうど、秋のバラの開花期です。秋のバラは、色鮮やかで、香りが深く、春のバラとはまた違った美しさがあります。

 

年々様々な品種が登場していますが、近年、バラ愛好家にも注目されているのが、フランスのデルバール社のバラです。どれも華麗で美しく、香水のような芳香をもつ品種が多く、病気にも強いのが特徴です。では、デルバールのバラの中から、初心者でも育てやすく、鉢植えにしてベランダでも楽しめるコンパクトな品種をご紹介しましょう。

 

6~8㎝のオレンジがかった黄色の花を咲かせる「ラ・ドルチェ・ヴィータ」は、香りの良い花をたくさんつけてくれます。ライラックピンク色のフリルがかった花に、甘さを抑えた少しスパイシーな香りを放つ「サント・ノーレ」は、シックで上品なバラです。印象派を代表するフランスの画家にちなんだ名前の「クロード・モネ」は、ピンクに淡いオレンジ色の絞りが入る8㎝ほどの大きな花で、スパイシーとフルーティが混ざったような複雑な香りがあります。「デルバールジャポン」のフェイスブックもチェックしてみて下さい。

 

今、お店では、花のついた鉢苗と、葉がなく、枝だけの状態になった「大苗(おおなえ)」の両方が並んでいます。今、すぐ花を楽しめるのは鉢苗ですが、初心者にお勧めなのは、大苗です。大苗とは、畑で1年かけて大きく育てられたバラの苗です。根が太く、枝もしっかりしているので、そのまま植え付けるだけで、元気な新芽が出て、春にはたくさんの花を楽しめます。

 

大苗を選ぶときは、枝の数よりも、太く充実した枝がある苗を選びましょう。充実した枝は、切り口の中心の白い部分が小さく、固く筋が入っています。

 

植え付ける時は、直径21㎝以上の鉢を用意し、底にゴロ石の「鉢底石」を必ず入れて、水はけを良くします。土は、有機質豊富な「バラの土」がお勧めです。庭に植え付ける場合は、庭の土に「バラの熟成たい肥」などを混ぜて、栄養のある土にしておきましょう。水やりは、土の表面が乾くのを待って、たっぷり与えます。2月になったら、有機質主体の「バラの肥料」を与えると花つきがよくなりますよ。

 

来週は、「オリーブ」の育て方をご紹介します。お楽しみに。


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