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週刊ラジオトーク
2016.10.19

イチゴ

今回は「イチゴ」です。スーパーには一年中並んでいますが、家庭菜園で育てる場合は、今が植え時。秋に植え付けて、春に収穫します。ストロベリーポットというイチゴ専用の鉢も売られていますから、庭やベランダの片隅で手軽に楽しめますよ。

 

自分で育てれば、無農薬で栽培できますし、「章姫」や「とちおとめ」といったお馴染みの品種だけでなく、スーパーではなかなかお目にかかれない変わった品種を育てることもできます。

 

例えば、「桃薫(とうくん)」は、薄いピンク色で桃やココナッツに似た香りや風味があるイチゴです。また、最近は、日の長さや気温に左右されにくく、一年を通して花を咲かせる四季なりイチゴもあります。特に、病気に強くて甘い実の「あまごこち」や、白い実で甘酸っぱい「天使のイチゴ」は、可愛い花を年中楽しめますし、春だけでなく、秋10月頃まで何回も実をつけてくれますよ。

 

お店で苗を選ぶときは、しっかりとした色艶の良い葉が3~4枚出ている物がおススメです。それから、葉の付け根にある王冠のような形の茶色い部分をクラウンといいますが、そこから新しい葉や花が出てくるので、クラウンが太くガッチリしているものを選びましょう。

 

一苗なら直径18㎝の鉢、2株以上ならプランターを用意して、底にゴロ石の「鉢底石」を入れて水はけを良くします。栄養たっぷりでイチゴ専用の「甘いイチゴをつくる土」に植え付ければ安心です。植え付ける時、クラウンが土の中に埋まらないように注意しましょう。たっぷりと水やりをして、日当たりの良い場所に置きます。冬は、葉が赤っぽくなって、元気がなくなるように感じますが、寒さにあうことで、春に花がたくさんつくようになります。水やりを忘れずに行い、1月と3月に有機質たっぷりの「甘いイチゴをつくる肥料」などを与えましょう。

 

春、花が咲いたら、柔らかい筆などで花の中を撫で回すようにして、受粉させます。この作業をすることで確実に実をつけてくれます。実が十分に膨らんで、色づいたものから収穫して下さい。「イチゴ」は、朝 一番糖度が増すので、朝摘みがお勧めですよ。

 

来週は、「バラ」の育て方です。お楽しみに。


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