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週刊ラジオトーク
2016.09.14

ニンニク

今回ご紹介するのは、「ニンニク」です。抗酸化力が強いスタミナ野菜の定番ですよね。

 

「ニンニク」は、中央アジアが原産とも言われ、日本でも古くから漢方や家庭料理など幅広く利用されてきました。「ニンニク」は、野菜と言っても、チューリップのような球根植物と同じように育てることができるんです。スーパーの野菜コーナーで買ったニンニクを埋めても育つほど、丈夫で育てやすいのですが、せっかくなら園芸店やホームセンターなどで、繁殖用の球根「種球(たねきゅう)」を買って、こだわりの品種を育ててみてはいかがでしょう?

 

たとえば、草丈が1メートルにもなり、実も大きい「平戸(ひらど)ニンニク」は、味と香りがマイルドで、どんな料理にも合わせやすい品種です。沖縄で古くから栽培されている「島ニンニク」は、1粒でガッツリとニンニクの味と風味が楽しめます。栄養価は同じなのに香りが少ない「無臭ニンニク」は、特に女性に人気があります。

 

9月がちょうど植え付け時です。種球は、実がふっくらとハリがあり、重たいもの、皮が均一な色をしているものを選びましょう。野菜用の深さのあるプランターを用意して、底にゴロ石の「鉢底石」を入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん野菜の培養土」を入れます。

 

種球を1片ずつに分けて、とがったほうを上にして、深さ5~6㎝に埋めていきます。株と株の間は10~15㎝くらい空けましょう。植え付け後は、たっぷり水やりをして、日当たりの良い場所で育てます。植え付けてから4週間ほどで芽が出てきます。その次に、脇芽が出てくることがありますが、栄養が分散してしまいますから、脇芽は手で引き抜いて、1本だけにします。

 

肥料は、芽が出た後、11月中に1回、そして、春3月に1回、「有機化成肥料」を土の上にばらまきます。球根を太らせるために、春になって花芽が出てきたら、切り取ります。その後、葉が5割ほど黄色くなったら、収穫時です。晴れた日に掘りあげて、3~5日天日干しをしてから、風通しの良い軒下などに吊しておけば、欲しい時にいつでも使えますよ。

 

来週は、雄しべや雌しべがピンと伸びる花「ネコノヒゲ」をご紹介します。

 


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