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週刊ラジオトーク
2016.08.31

観賞用トウガラシ

今回ご紹介するのは、「観賞用トウガラシ」です。トウガラシといえば、辛くて赤い色の食用トウガラシを思い浮かべますが、「観賞用トウガラシ」は、黄色やオレンジ、紫色や黒色、色が移り変わるものまで非常にカラフルなんです。葉も、緑色だけでなく、黒色や斑入りのものもあるんですよ。とても個性的で、よいアクセントになるので、初夏から晩秋にかけての寄せ植えや庭造りに重宝します。

 

寒さには弱く冬に枯れてしまうので、一年草として楽しみますが、実が割れて落ちた種から自然に増えることもよくあります。暑さをものともせず、この時期も元気に生長して、次々に実をつけてくれます。

 

人気の品種は、小さな三角形の実がたくさんつき、紫→オレンジ→赤と色が変化していく「ヒットパレード」。草丈は15〜20センチぐらいですから、寄せ植え向きです。鷹の爪に似た細長い実が、アイボリー→黄→オレンジ→赤と変わっていく「メデューサ」は個性的な形で、ハロウィンにもピッタリです。紫色の実に白と薄紫の斑入りの葉が美しい「パープルレイン」や、黒色の葉に紫色の斑が入る「パープルフラッシュ」は、カラーリーフとして注目を集めています。

 

お店で選ぶときは、下の方の葉が黄色くなっていなくて、葉の色艶がよく、枝分かれもよく、ガッシリとした苗を選びましょう。

 

日当たりが良い場所で育てて下さい。日光不足になると実付きが悪くなり、葉の色も悪くなってしまいます。鉢植えにする時は、鉢底にゴロ石の「鉢底石」を必ず入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。根は崩さずに優しく扱って下さい。

 

水やりは、土の表面が乾いてきたら、たっぷり与えます。根が上のほうに張るので、乾燥が気になるときは、樹の皮をチップ状にしたバークチップ「コンテナガード」で土の表面を覆っておくと乾燥予防になります。初心者でも手軽に育てられるので、お勧めですよ。

 

来週は、暑さにも強い「センニチコウ」をご紹介します。


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