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週刊ラジオトーク
2016.07.27

カリオプテリス

今回は、「カリオプテリス」のご紹介です。あまり聞きなれない名前ですが、夏から秋にかけて涼しげな色の花を咲かせてくれるので、暑いこの時期、身近にあると癒されますよ。

 

和名は「段菊(ダンギク)」と言います。葉が菊の葉に似ていることと、葉の付け根の節ごとに丸くまとまって段々に花を咲かせることから「段菊」と呼ばれるようになりました。「カリオプテリス」の花言葉は、「忘れ得ぬ思い」。段になって咲く花の姿が、思い出の一つずつが幾つもの段になって重なっていくことにたとえられました。

 

夏から秋にかけて、青紫色、白色、淡いピンク色の花を咲かせます。一つ一つの小さな花が、雄しべと雌しべを突き出したように咲き、それが丸くまとまってふんわりとした印象をかもし出しています。

 

寒さに弱い品種もあり、冬に葉を落としますが、夏の暑さには強く、10月頃まで次々に花を楽しむことができます。

 

ライムグリーンの斑入りの葉と、淡いラベンダー色の花のコントラストが美しい「サマー・ソルベット」は丈夫で育てやすい品種です。銀色の葉が美しい「スターリングシルバー」は、夏のお庭を涼しげに演出してくれます。黄金色の葉の「ウォーセスターゴールド」は、銀色の新芽が徐々に黄金色に変化します。

 

お店では、下の方の葉が黄色くなっていない、葉の色艶の良いものを選びましょう。地植えにするときは、日当たりの良い場所に。ただ、冬の寒さに若干弱いので、北風が避けられる場所のほうが安心です。鉢植えにするときは、鉢底にゴロ石の「鉢底石」を必ず入れて、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりです。朝夕の涼しい時間帯に与えましょう。

 

「カリオプテリス」は、とても丈夫で育てやすく、毎年花を咲かせてくれるので、初心者にもおススメですが、冬の寒さは少し苦手なので、秋の終わり頃に、バッサリと切り戻すようにして下さい。翌年の春の新芽が出やすくなりますよ。

 

来週は、南国のイメージたっぷりの「ハイビスカス」をご紹介します。


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