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週刊ラジオトーク
2016.07.20

ニチニチソウ

今回ご紹介するのは、真夏の炎天下でも、次々と花を咲かせてくれる「ニチニチソウ」です。一つ一つの花の寿命は短く、雨などで傷みやすいのですが、すぐに新しい花に咲き替わるところから「日々草」と名付けられたようです。

 

草丈は品種によって20~80㎝と様々で、コンモリと茂るタイプや、垂れ下がるタイプがあります。花色は、白からピンク、赤、黄色、オレンジ、紫色などです。

 

2~3㎝の小花を株いっぱいに咲かせる「フェアリースター」や、花びらの中心に、細い花びらが数枚伸びる八重咲きの「ソワレ」は、優しい印象で人気があります。また、黒に近い紫色がワインレッドへと変化する「夏の架け橋」は、シックな雰囲気。しだれるように伸びて、フリルがかった花びらの「エンジェルチュチュ」は花持ちが良くて切り花としても楽しめます。

 

お店で苗を選ぶ時は、下の方の葉が黄色くなっていない、葉の色艶の良いものを選びましょう。花数ばかりでなく、茎の数も多く、ガッシリしているものが良いですよ。

 

夏の炎天下には強いですが、常に土が湿った状態は苦手で、長雨にあたると弱ってしまいますから、移動できる鉢植えのほうが安心です。鉢底にはゴロ石の「鉢底石」を必ず入れて、水はけを良くしましょう。土は、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で。根を傷めると病気になりやすいので、根は崩さず、優しくえ付けます。日当たりと風通しの良い場所に置きましょう。土の表面がしっかり乾いてから、たっぷりと水やりをして下さい。

 

秋11月頃まで元気に咲き続けるためには、肥料も欠かせません。根に優しくゆっくり効く緩効性の「IBのチカラ」などを定期的に与えましょう。「ニチニチソウ」は、生育旺盛なので、茎がどんどん伸び、そのままにしておくと、下の方の葉がなくなって、みすぼらしくなります。株全体のバランスを見ながら、所々切り戻しを行うと枝数が増えて、花数も増えますよ。

 

来週は、夏から秋にかけてラベンダー色の花を咲かせる「カリオプテリス」をご紹介します。お楽しみに。


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