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週刊ラジオトーク
2016.06.08

空芯菜

今回ご紹介するのは、夏にピッタリな葉もの野菜、「空芯菜」です。中華料理やタイ料理の炒め物の定番ですが、暑さに強く、ベランダでも栽培ができますし、ビタミン、カリウム、カルシウムなどが豊富に含まれているので、夏バテ予防にも最適です。鉄分や葉酸も含まれていますから、貧血予防にもなるそうですよ。夏に向けて、「空芯菜」を、育ててみてはいかがでしょう?

 

とにかく生育旺盛で、プランター1つで「一家が消費しきれないくらいの量になる」と言われるほどですから、炒め物だけでなく、サラダやおひたし、汁物の具、天ぷらなど、いろいろな料理に使って下さい。

 

「空芯菜」は、茎が空洞になっているので、こう呼ばれるようになりましたが、種や苗は、正式名の「エンサイ」や、夏にアサガオに似た花を咲かせるので「アサガオナ」、生でも食べられる品種「夏サラダ」などの名前でも売られています。

 

種を購入したら、プランターの底に、ゴロ石の「鉢底石」を入れて、栄養たっぷりの「花ちゃん野菜の培養土」を入れたら、平らにならして、種をまきます。まき方は、種袋の説明をしっかり確認してください。

 

苗から育てる場合は、15~20㎝間隔に植え付けます。田んぼで育つほど水が好きなので、水やりは、土の表面乾く前に、たっぷり与えるようにしましょう。乾燥を防ぐために、土の表面をバークチップやワラなどで覆います。

 

どんどん生長するので、液体肥料の「有機100倍液肥」などを定期的に与えるようにするとよいですよ。30㎝くらいに育ったら、収穫できます。下のほうの葉を5枚ほど残して、上の方を収穫します。脇芽が伸びて、2週間ほどでまた収穫できるようになります。花が咲くと株が弱ってきて、風味も悪くなります。

 

「空芯菜」は、寒くなると枯れてしまうことが多いので、夏の間に、繰り返し収穫して、どんどん料理に活用して下さい。

 

来週は、梅雨の時期に多い「病害虫の予防と対策」をご紹介します。お楽しみに。


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