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週刊ラジオトーク
2016.06.01

インパチェンス

今回ご紹介するのは、かわいらしい花を咲かせる日陰の庭向きの植物「インパチェンス」です。強い日差しを嫌うので、梅雨の時期、暗くなりがちな庭や、日光不足になりがちな半日陰の場所でも、次々と花を咲かせます。しかも、生育旺盛で、11月頃まで繰り返し花を咲かせ、楽しませてくれますよ。秋は、ある程度日光を当てるほうが、長く咲き続けます。

 

花の大きさは3~5㎝ほどで、色は白、ピンク、赤などがあり、一重咲きと八重咲きがあります。全体が、コンモリと20~40㎝ほどに茂るので、1株でも見応えがありますよ。

 

人気の品種をご紹介しますと、一重の花びらで、中心と外側の花色が違うバイカラーの「パッチワークシリーズ」は、可愛らしい印象です。ミニバラにそっくりな八重咲きの花が一面を覆うように咲く「カリフォルニアローズ・フィエスタ」や「シルエットシリーズ」は、豪華で美しいので人気があります。

 

お店では、下の方の葉が黄色くなっていないもので、葉の色艶がよく、がっしりとした苗を選びましょう。生育旺盛なので、苗は直ぐ植え付けましょう。苗が入っているポットの3倍くらいの大きさの鉢を用意し、底にはゴロ石の「鉢底石」を入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けて下さい。

 

根がギッシリと固まっているときは、下3分の1を崩します。植え付け後は1週間ほど日陰で様子を見てから、育てたい場所へ移動させます。1日2時間ほど木漏れ日が当たる場所で大丈夫です。夏の直射日光は負担がかかるので、木陰や午後から陰るような場所に移動させてください。

 

水やりは、土の表面が乾いたら、たっぷりです。肥料は、液体の「有機100倍液肥」などを定期的に与えると効果的ですが、真夏は、肥料が負担になるので、ストップします。咲き終わった花が葉にくっつくと、そこから病気が発生してしまうこともあるので、咲き終わった花はできるだけ摘み取って下さいね。

 

来週は、中華炒めの定番「空芯菜(くうしんさい)」の育て方をご紹介します。お楽しみに。


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