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週刊ラジオトーク
2016.02.17

バージニアストック

今回ご紹介するのは「バージニアストック」です。アブラナ科の一年草で、菜の花の形に似た1㎝ほどの香りのある小花を株一面に咲かせます。「バージニアストック」の特徴は、咲き始めは白く、徐々にピンク色になって、最後は紫色へと変化するところです。ですから、一株植えただけでも、違う色の品種を混ぜて育てているように見えて、お得です。他に、色の変化はありませんが、淡い黄色の花を咲かせる品種もあります。

 

草丈は20~40㎝で、-3℃まで耐えるので、この時期の花壇や寄せ植えに重宝すること間違いなしです。寒さに強い反面、日本の夏の高温多湿に弱く、夏に枯れてしまう一年草ですが、こぼれ種から発芽して増えることがあるので、翌年も楽しめることがよくあります。

 

今、お店には、花が咲いている開花株が並びます。下の方の葉が黄色くなっていなくて、葉の色艶の良い、がっしりした苗を選びましょう。寒さに強いと言っても、温室で育てられているものが多いので、環境の変化に慣れず弱ってしまうこともあります。戸外の軒下などで4~5日寒さに慣らしてから、植え付けるほうが、負担も少なくなります。

 

日当たりの良い場所で育てて下さい。鉢植えなら、底にゴロ石の「鉢底石」を入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。根がガチガチに固まっている場合は、下の方を少し崩して植え付けます。株が横に広がるタイプではないので、間隔を詰めて植え付けるほうが、見た目が華やかになります。水やりは土の表面が乾いたら、たっぷりです。

 

色の変化が楽しめ、初心者でも育てやすいのでおススメです。種からでも育てやすいので、種を採取したら、秋にまいてみるのもいいかもしれませんね。

 

来週は、5月には収穫できる「早採りスナップエンドウ」をご紹介します。お楽しみに。


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