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週刊ラジオトーク
2016.01.20

クリサンセマム

今日、ご紹介するのは「クリサンセマム」です。聞き慣れない名前ですが、以前、「クリサンセマム」の中の1品種が、「ノースポール」という名前で人気が出たので、見かけたことがある人は多いかもしれません。北アフリカ原産のキク科の植物で、直径3~4㎝ほどのマーガレットを小さくしたような白い花を株一面につける可愛らしい花です。

 

草丈も20~30㎝とあまり大きくならないので、庭に植えてもいいですし、寄せ植えにしてもステキです。それに、何より嬉しいのは、一年草ですから花が咲いた後は枯れてしまいますが、自然に落ちた種が育って花を咲かせてくれるんです。一度植えれば毎年楽しめるのも「クリサンセマム」の魅力です。

 

最近は、黄色い花を株いっぱいに咲かせる「クリサンセマム・ムルチコーレ」も人気です。こちらは、自然に落ちた種では増えにくいようですが、育てやすさは同じです。中でも、黄色い丸っこい花びらが特徴の「アップライトイエロー」は、スラッ伸びた茎の咲きにコロンとした黄色い花をつける姿がキュートです。

 

お店で選ぶ時は、下の方の葉が黄色くなっていないもので、葉の色艶が良く、ガッシリとした苗がいいですよ。寒さには強いので、日当たりの良い場所に植え付けましょう。日光不足だと、ヒョロヒョロとして、花付きが悪くなってしまいます。

 

鉢に植え付ける時は、必ず、底にゴロ石の「鉢底石」を入れて、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けて下さい。水やりは土の表面が乾いたら、たっぷりです。

 

肥料は、これから6月頃まで次々と開花していくので、ゆっくり長く効く緩効性肥料の「IBのチカラ」などを定期的に与えましょう。咲き終わった花をそのままにすると、種を作ろうとして栄養を取られてしまうので、こまめに切り取るほうが、次々に開花します。初心者でも育てやすい植物で、これから育てても春には満開の姿を楽しめますよ。
来週は、冬の寄せ植えの定番「カルーナ・ブルガリス」をご紹介します。お楽しみに。


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