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ホーム花ごころメディア週刊ラジオトークアーカイブ2015年観葉植物の冬越しの仕方
週刊ラジオトーク
2015.11.18

観葉植物の冬越しの仕方

今回は、「観葉植物の冬越しの仕方」をご紹介します。最近の観葉植物は、個性的な形の葉や模様、斑入りのものや、黒色の葉など、いろいろありますから、インテリア雑貨のように楽しんでいる人も多いようです。

 

でも、夏の間はグングン生長して、元気だった観葉植物も、寒くなると、生長が鈍くなります。これからの時期、注意したいのが気温と湿度の低下です。だいたい10℃以上を保つことが出来れば、問題なく冬越しが可能ですが、朝晩の冷え込みや、日中留守がちな部屋では、10℃以下になることもあると思います。

 

夜間は、冷え込む窓際から、少し離しておくようにしましょう。大きい鉢の場合は、可動式のキャスターの上に鉢を置いておけば、移動も簡単です。暖かい空気は天井付近にたまるので、小さい鉢なら、本棚など家具の上の方に移動させるだけでも違います。鉢カバーを利用したり、土の表面をマルチングしておくのもいいですね。

 

冬でも常に暖房が効いた室内では、湿度の低下が心配です。特に、元々ジャングルなどに生息していた観葉植物は、湿度がとても大切です。加湿器を使ったり、霧吹きで葉に水をかける「葉水(はみず)」を定期的に行うようにしましょう。夜間は冷え込みますから、日中の暖かいうちに行って下さい。

 

必須ミネラルや活力成分を含んだ「観葉活力水」は、観葉植物の栄養剤のようなものです。葉に吹き掛けておけば、葉から吸収し、環境維持だけでなく、植物に活力も与えてくれるのでお薦めです。

 

湿度を高く…というと、頑張って水やりをする人もいますが、これは逆効果です。寒さで生長が弱まるので、根からの水分吸収が極端に減ります。水を与えすぎて、鉢の内部が常にジメジメと湿った状態が続くと、根が窒息して枯れてしまいます。肥料も、根の負担になりますので、冬場は与えないようにしましょう。水やりは、土の表面が乾いて数日経ってから、暖かい日中に行いましょう。

 

来週は、白い小花が集まって咲く「スイートアリッサム」をご紹介します。お楽しみに。


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