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週刊ラジオトーク
2018.01.20

マーガレット

今回ご紹介するのは、キク科の多年草「マーガレット」です。昔、「好き」「嫌い」って言いながら花びらを1枚ずつちぎる「花占い」ってありましたよね。あの「花占い」でよく使われたのがマーガレットなんです。「マーガレット」という名前は、「真珠」を意味するギリシャ語が由来なんです。その名の通り、春から初夏に、純白の花びらで中央が黄色の花を咲かせる、ピュアで清楚な花が一般的だったのですが、近年、品種改良が進んで黄色やピンク、赤色の花が登場しています。花の形も様々なんですよ。

 

いくつか品種をご紹介しますと、八重桜のような花の「ボンザマーガレット・サクラ」は、小さい薄ピンクの花びらが幾重にも重なって、優しい雰囲気の品種です。「たんぽぽ」という名前の品種は、その名の通り、たんぽぽのように黄色い花をコンモリとドーム型に咲かせます。花色がクリーム色からピンク色に変化する「スプリングブーケ」は、1株だけでも花束のようで見応えがありますよ。甘い香りの白い花「風恋香(ふうれんか)」は、ラベンダーに似た香りがすることでも人気があります。

 

お店では、下の方の葉が黄色くなっていない、葉の色艶が良いもので、株がグラグラしていない、ガッシリしたものを選びましょう。お店では、小さな花苗として売られていますが、「マーガレット」は、大体30~60センチ前後まで成長し、大きいものは1メートルほどになることもありますから、植える場所に注意して下さい。また、雪や霜があたると傷んでしまうので、心配な地域は、移動できる鉢植えにするのが安心です。鉢底には必ずゴロ石の鉢底石を入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。日当たりの良い場所で育てて下さいね。

 

咲き終わった花をこまめに切り取ると、休むことなく次々と開花します。6月頃まで花を咲かせるので、「有機プラス100倍液肥」などの液体肥料を定期的に与えると効果的です。花が咲き終わったら、全体を軽く切り戻して、枯れた葉などをきれいに取り除き、 風通しをよくしておくと、一年で大きく成長して、来年は、より豪華に楽しめますよ。

 

来週は、春だけでなく秋まで何回も収穫が楽しめる「四季なりイチゴ」をご紹介します。


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